CBDによる喉の痛みや乾きの原因と改善方法を解説!
VAPEなどを使用するリキッドタイプ(水蒸気)のCBDを吸うと、中には喉の痛みを感じる方もいます。
痛みが伴うと「なぜCBDを吸うと喉が痛くなるのか?」「喉が痛いと危険なのか」など、とても心配になると思います。
結論、そういった痛みを感じる場合は、CBDの吸う量が多い、または喉に負担を掛けている吸い方をしているなど、量や摂取方法に原因があります。
さらに、CBDリキッドやワックスに配合されている添加物によるアレルギー反応の可能性もあります。
そこで今回は、CBDによる喉の痛みの原因と改善方法を解説します。
CBDを摂取して痛みを感じている方は、ぜひ本記事を痛み改善のために役立ててください。
なぜ、CBDを吸うと喉が痛くなるのか
CBDを吸引して喉が痛くなると健康被害はあるのでしょうか。
結論から言うと、CBD摂取による喉の痛みが原因で重病化するという報告は現時点ではありません。
しかし、水蒸気の吸い過ぎや吸引に使う器具が原因で喉を痛めている可能性があります。
まずは一定期間、吸引を中止して喉の様子を見ましょう。
そして、吸引に使っている器具やCBDリキッド、ワックスが自分に合っているのか見直しが必要です。
万が一、CBDリキッドの添加物でアレルギー反応がある場合は使用をやめて、喉の痛みがなくなるまで安静にしてください。
もし、喉の痛みが引かない場合は、病院で診察を受けましょう。
粗悪品のCBDリキッドには注意
また、粗悪品のCBDリキッドを摂取することによって健康被害が報告されたケースがあります。
CBDの効果を高めるために、希釈剤としてプロピレングリコールが使用されていることがありますが、プロピレングリコールを高熱で熱すると呼吸器に大きなダメージを与える可能性があります。
また、熱したプロピレングリコールを吸入することで、ぜんそくなどのアレルギー症状を引き起こすことがあります。
他にも、口当たりをなめらかにする添加物のジアセチルとアセチルプロピオニルを吸引器具で吸入すると、呼吸器疾患を起こす可能性があります。
このように、CBDと共に合成されている成分が、健康に害を与える可能性があるので、CBD製品を選ぶ際は、CBD以外の含有成分も確認するようにしましょう。
CBDで喉の痛みが出る原因
吸引によるCBD摂取は、ベイプなどの専用器具を使用します。
ほとんどの喉の痛みは、高温の水蒸気が喉の粘膜に触れているのが原因ですが、その他の主な3つの原因について解説します。
- 吸引の量が多い
- アレルギー症状を引き起こす成分が配合されている
- ドライマウス
吸引の量が多い
CBDリキッドやCBDワックスのような吸引摂取タイプのCBD製品は、水蒸気を吸引するため、吸い過ぎると喉の痛みの原因になります。
摂取してから喉の痛みを感じる場合は、摂取する量を減らすか、CBDオイルのような他のタイプのCBD製品を試すようにしてみてください。
アレルギー症状を引き起こす成分が配合されている
CBD製品の中には、CBDの他に加熱すると有毒性のある香料や添加物が入っている場合があります。
そのようなCBD製品はアレルギー症状を引き起こすので、痛みや違和感を感じたら摂取を控えましょう。
特に、プロピレングリコールやジアセチル、アセチルプロピオニルと言った成分は、高温で加熱すると、呼吸器に悪い影響を与える恐れがあるので注意が必要です。
ドライマウス
CBDの蒸気が直接、喉の粘膜を刺激している可能性があります。
ベイプを使用している場合、CBD含有のリキッドを加熱し、水蒸気を出して吸引します。
そのため、リキッドを気化するときに高温になり、喉が極度に乾燥して副作用としてドライマウスになることがあります。
ドライマウスは喉の粘膜を乾燥させるので、喉の炎症の他にも発熱や風邪を引きやすくなります。
CBDを吸引する際には必ず、水分補給も大切です。
CBDによる喉の痛みの改善方法
次は、CBDによる喉の痛みの改善方法をご紹介します。
まずは、ドライマウスを防ぐことが喉の痛みの改善につながります。
それでも改善しない場合は、吸い方や吸引器具、CBD製品を見直しましょう。
ここでは、CBDによる喉の痛みを改善する方法について解説します。痛みを感じている場合は、以下の方法を試してみてください。
- 喉周りのマッサージをする
- 水分補給をする
- 吸引する量を調整する
- 吸引器具を替える
- CBDリキッドやワックスを替える
- CBDの製品タイプを替える
喉周りのマッサージをする
吸引した後に喉周りのマッサージをすると、唾液が出やすくなります。唾液を出しやすくすることで、喉の乾燥を防止できます。
唾液腺マッサージは、耳下腺、顎下腺、舌下腺を刺激すると唾液が出やすくなります。
口腔内の唾液を多くしてドライマウスの予防をしてみてください。
水分補給をする
喉の痛みを防ぐために、CBDを吸った後は必ず水分補給をしましょう。
こまめな水分補給は、喉の乾燥はもちろん、喉の痛みを防ぎます。
特に冷水や常温水は、水分補給に最適な飲み物です。
また、喉が痛い時は、喉の粘膜を刺激するアルコールや炭酸飲料はなるべく避けるようにしてください。
吸引する量を調整する
吸い始めは、水蒸気になれないこともあるので、少しずつ摂取することをオススメします。
特にたばこを吸っていない方は、不慣れだと思います。
最初は少ない量で吸引して、吸うことに慣れることから始めてください。
吸引器具を替える
CBDを吸引する専用の器具は複数あります。
CBDリキッドの場合はVAPE(ベイプ)、CBDワックスの場合はヴェポライザーを使用して吸引します。
CBD吸引に向いている器具は、気化式で温度調節があるものがオススメです。
現在使用しているものが合っていないと感じる場合は、吸引器具を替えてみてください。
また、初めてCBDリキッドを購入する際は、CBDリキッドとVAPEのセットのものを選ぶことをオススメします。
CBDリキッドが水蒸気化する適温は、160〜180度です。
燃焼する手前の温度まで加熱しておくことで、活性化されたカンナビノイドの蒸気を効率よく吸入できます。
CBDリキッドやワックスを替える
CBDリキッドやワックスを買い替えることも検討してみてください。
特に海外の輸入品では、一部に粗悪品があることが報告されています。
安心してCBDを摂取するためにも、製品選びはとても重要です。
ここからは喉の痛みや健康被害から守る、CBDリキッドやワックスの選び方をご紹介します。
CBDリキッドやワックスを購入する場合は、以下の2点を意識してください。
- プロピレングリコールフリーの商品を選ぶ
- 成分分析表が表示されている商品を選ぶ
プロピレングリコールフリーの商品を選ぶ
CBD製品の中には、プロピレングリコールを含んでいるものがあります。
プロピレングリコールは、シロップのような希釈剤で、保湿効果や乳化効果がある食品添加物です。
特にニコチンを含む電子タバコ用の液体に使用されています。
しかし、高温で加熱すると小さなポリマーに変換され、吸入すると呼吸器に大きなダメージを与えます。
それがきっかけで、喘息、湿疹など、さまざまなアレルギー症状を引き起こす可能性があると研究で発表されています。
喉の痛みやアレルギー症状が気になる方は、できるだけプロピレングリコールが含まれていないCBDリキッドやワックスを選びましょう。
成分分析表が表示されている商品を選ぶ
日本で販売されているCBD製品は、第三者機関による成分分析の検査結果を表示しています。
特にTHC(CBD製品に含まれていることがある違法成分)が配合されていないことを表示するメイカーがほとんどです。
CBDリキッドやワックスを選ぶ際には、THCや添加物が入っていないことが確認できる商品を選ぶようにしてください。
CBDの製品タイプを替える
CBDはリキッドやワックスなどを吸引摂取するものだけではなく、舌下摂取や経口摂取するCBDオイルやCBDエディブルなども販売されています。
最近では、リラックス効果はもちろん、美容効果もあるCBD配合のコスメなども販売されています。
特に、RECALMのCBDオイルは、1,000mgの高配合で容量の10%のCBDが配合されています。
CBDを使い慣れている方でも効果が実感できるのでオススメです。
喉に負担を掛けない吸入方法
次は、喉に負担を掛けないCBDの吸入方法について説明します。
吸入器具によるCBDの摂取にはコツがあります。
最初は慣れないかもしれませんが、一度に吸うのではなく、短めに浅く吸うのがポイントです。
以下の手順を参考にしてみてください。
- 息をしっかり吐き出す
- 専用器具のボタンを押したら吸入を開始
※短めに吸うのがポイント - ボタンから指を離して、そのままゆっくりと吸入
- さらに鼻から息を吸い込む
- 10秒ほど肺にためたら、ゆっくりと息を吐く
最初にボタンを押した時に全力で吸うと、さらにゆっくり吸い込む余裕がなくなります。
むせてしまったり、息が苦しくて呼吸が続かなくなり、その結果うまく肺に送り込むことができません。
慣れるまでは、ボタンを押してから吸うのを1秒くらい短くすると良いでしょう。そこからさらに息を吸って肺に送り込めるようになります。
一度にたくさん吸う必要はありません。
短く吸って回数を増やすようにすれば、初めてでもうまくいきやすいので試してみてください。
まとめ
今回は、CBD摂取による喉の痛みの改善方法について解説しました。
CBD摂取による喉の痛みは、吸い過ぎやCBDのリキッドの成分によるアレルギー症状、ドライマウスが原因です。
一定期間吸引を控える、または製品の見直しを考えてみてください。
特にCBDリキッドやワックスは、味をまろやかにするためにプロピレングリコールなどの添加物が配合されています。
これらの添加物は高温で加熱すると有毒性のある物質に変わり、喘息や湿疹などアレルギー症状を起こします。
リキッドやワックスタイプのCBD製品を摂取する際は、できるだけプロピレングリコールフリーの商品を選ぶようにしましょう。
また、CBDを吸引する専用器具は、気化式で温度調節ができるものが最適です。
正しい使い方や安心できるCBD製品選びを意識して、CBDを楽しんでください。