食べ過ぎ注意？CBD含有のグミとは？効果や危険性など徹底解説！

CBDとは？

CBDとは、大麻草から抽出される成分の一種で、脳内の中枢神経に向精神作用がある成分です。

また、リラックス効果・美容効果・鎮静効果・抗炎症効果など、幅広い効果効能があり、さらにアメリカではてんかん病の治療薬として採用されてます。

CBDは、話題性が高く、現在アメリカを中心に世界中で注目されている成分です。

CBDは大麻由来の成分

CBD（カンナビジオール）は大麻から抽出される植物性カンナビノイドの一種です。

また、同じく大麻由来の成分でTHC（テトラヒドロカンナビジオール）という成分がありますが、高揚効果や中毒性が高いため、日本では大麻取締法により禁止されています。

一方、国内で販売されているCBD製品は、行政の監査機関を通過して承認されているため、日本でも合法で問題なく購入が可能です。

ただし、海外のECサイトでCBD製品を購入する際は、THCなどが含まれている場合があるので注意してください。

CBDの効果効能

人間の体内には、エンド・カンナビノイド・システム（ECS）と呼ばれる身体調整機能が備わっています。

CBDは植物性カンナビノイドといわれ、大麻草やヘンプに含まれる成分です。CBDはECSに作用して、以下の効果効能が得られると言われています。

• 悪心・嘔吐の軽減
• 抗腫瘍作用
• けいれんの抑制
• 不安や鬱の改善
• 精神性障害の改善
• 神経変性疾患の緩和
• 炎症性疾患の緩和

植物性カンナビノイドとは別に、体内で作られて分泌されている「内因性カンナビノイド」が存在します。

ですが、現代人の中にはストレスや加齢により、内因性カンナビノドを生成できず、ECSが正常に作動しないケースがよくあります。

そのため、外部から摂取するCBD製品を使用することで身体機能を調整することができます。

CBDグミの特徴とは？

CBDをグミとして加工した食品をCBDグミと言います。

次はCBDを効果的に摂取したい方に向けて、CBDグミの特徴についてご紹介します。CBDグミの主な特徴は以下の3つです。

• 経口摂取
• エディブルタイプ
• 価格帯や品質

経口摂取

経口摂取とは、CBDを口から直接摂取する方法です。

有効成分が、消化器官や肝臓で吸収され、血管を通り全身にめぐります。

製品によって摂取方法は様々ですが、その中でも経口摂取は、口から内臓を経由して有効成分がゆっくり吸収されるため、効果が持続します。

そして、CBDのカプセルタイプやエディブル、オイルなどもそれに該当します。

エディブル

エディブルとは、直訳すると「食用の」という意味ですが、おおむねCBDを加工した食品全般のことを指します。

また、エディブルはグミやクッキー、ブラウニー、チョコレートなど種類が豊富で、食べやすいお菓子になっています。

そのため、CBD初心者の方でも気軽に摂取することができます。

価格帯や品質

CBDグミの価格はさまざまです。

以下の表は、楽天ランキングの人気順に調査したCBDグミの価格表です。参考程度にご覧ください。

商品名	フレーバー	粒数	価格（税込）	一粒あたり価格（税込）	CBD含有量（総）	CBD含有量(一粒)
Napa Nectar	マンゴー風味	2粒	990円	495円	50mg	25mg
Pharma Hemp Japan	レモン/ストロベリー/メロン3種類	60粒	14,800円	247円	2,400mg	40mg
CBDFX	ターメリック・スピルリナ/ミックスベリー	60粒	8,930円	149円	1,500mg	25mg
CBD グミ 日本製	ピーチ	10粒	2,200円	220円	350mg	35mg
gron グロン CBDグミ	ブルーベリー アサイー	5粒	2,354円	471円	50mg	10mg

CBDグミの一粒あたりの価格は149円から495円まであり、CBD含有量は10mgから40mgとなっています。

一概に含有量が多いほうが良いというわけでもないので、使用するシーンやご自身に合うものを選択するようにしてください。

CBDグミの効果効能を解説

CBDグミは、簡単に加工や生成ができないため、どうしても価格が高価になってしまいます。

効果な製品なので、購入してから後悔しないように、以下の内容を理解しておきましょう。

• CBDグミの効果
• CBDグミの即効性・持続時間
• CBDグミの濃度
• CBDグミの保存期間

CBDグミの効果

CBDグミは、リラックス効果や自立神経を整える効果があります。CBD含有のため、うつ状態を改善する効果も得られます。

CBDグミは一般的に、朝食や寝る前の間食などに摂取することが多いです。

また、CBDグミはシュガーレス・添加物フリーなのでCBDの効果が得やすい製品です。

しかし、フレーバーで整えているとはいえ、お菓子のグミとは味が少々違うので、それも踏まえて検討してください。

CBDグミの即効性・持続時間

CBDグミを摂取したときの即効性は1〜2時間といわれており、持続時間は4〜8時間です。

効果イメージとしては、効きはじめはゆっくりで持続時間は長めです。

また、CBDグミのような経口摂取は、長時間効果が持続することが特徴です。

CBDグミの濃度

CBDグミの濃度やCBD含有量は、商品によって様々です。そのため使うシーンによって、変えた方が良いかもしれません。

例えば、日中の不安症状を改善したり、気分を落ち着かせたい場合は、低濃度といわれる一粒5〜30mgがオススメです。

一方、睡眠前の不眠改善やリラックス効果を得たい場合は、高濃度といわれる一粒30mg〜50mgがオススメです。

上記のように、CBDグミは濃度や含有量によって使い分けることをオススメします。

CBDグミの保存期間・保管方法

CBDグミの賞味期限は外面に表記されていますが、基本的には1年程度です。CBDオイルに関しては1〜2年が一般的です。

また、CBDは熱に弱いため、保存場所が悪ければ成分変化を起こし、効果が落ちたり人体に悪影響を及ぼしたりするかもしれません。

基本的には高温多湿を避ける場所での保管が望ましいです。

そのため、最適な保存場所は冷蔵庫が理想です。

酸化を防止するため、グミは容器をしっかり密閉するなどして冷蔵庫で適量の期間、保存することをオススメします。

CBDグミのメリット・デメリット

実際にCBDグミを試したい場合、気になるところはメリットとデメリットではないでしょうか。

次は、CBDグミを購入する前に知っておきたいメリットとデメリットについてご紹介します。

CBDグミの3つのメリット

一般的なグミは、小腹の空いた間食や食事の置き換えとして最適です。

そんなグミの特徴も踏まえ、CBDグミのメリットは以下の3つです。

• 場所を選ばずに手軽に食べられる
• CBDの風味が少ない
• CBDの効果が長続きする

場所を選ばす手軽に食べれる

グミの特徴は、手軽に食べれる点です。同じくCBDグミも場所を選ばずに気軽にCBDを摂取できるところがメリットです。

CBDオイルなどは、人前で摂取するのに少し抵抗があるかもしれません。

お菓子感覚でCBDを摂取できるので、はじめてのCBDビギナーの方にもオススメです。

CBDの風味が少ない

CBDの主成分は大麻(麻)なので、抽出方法によっては特有の青臭さを感じるかもしれません。

一方、CBDグミなどエディブルは食品加工を施しているため、比較的CBDの青臭さや風味が少ないという特徴があります。

CBDの効果が長続きする

先ほど説明しましたが、CBDグミのような経口摂取は、他の摂取方法に比べ長時間効果が継続します。

例えば、吸入摂取の場合は効果時間は1時間程度です。

しかしCBDグミの場合、4〜8時間効果が持続するため、とくに休憩中や睡眠前などにオススメです。

CBDグミの3つのデメリット

国内で出回っているCBDグミは、健康食品扱いです。個人によって効果の実感に差がでるため、あらかじめ心得ておきましょう。

その他にも、CBDグミのデメリットはいくつかあります。商品を購入する前に以下の3つのデメリットも理解しておいてください。

• 効果の即効性が低い
• 効果の実感が得づらい
• 誤飲の可能性がある

効果の即効性が低い

CBDグミのような経口摂取は、長時間効果が継続するメリットがある一方で、即効性が低いというデメリットがあります。

例えば、どうしても気を落ち着かせたい、不安でしょうがないなど、即効性を求めている際はCBDグミは適していません。

CBDグミは、寝る前や休憩前などに使用することで、よりCBDの実感を高めることができます。

効果の実感が得づらい

CBDグミの口コミによると、効果に実感が得られない方が一定数います。

CBDグミだけではなく、CBD製品の効果効能には個人差があるので、そのことをあらかじめ理解して製品選びや摂取量を調整してください。

また、濃度があってない場合や摂取タイミングが違うなど、他の要因も考えられるため、摂取方法を変えるなど試してみるのも良いでしょう。

誤飲の可能性がある

CBDグミは外見は単なるグミです。そのため、見間違えて誤飲する可能性も考えられます。特に小さなお子さまには注意してください。

基本的にCBDは副作用が少ないことで有名ですが、大人が使用することが前提です。

小さなお子さまの摂取は良くないので、保管場所には十分気をつけましょう。

CBDグミを食べすぎると危険？

あなたは「CBDグミの効果を感じない」と悩んでいませんか？

そういった場合、少し多めに摂取してみようと考えるかもしれませんが、CBD（カンナビジオール）は大麻由来の成分なので、過剰摂取については一度止まって考えるようにしてください。

では、CBDによる副作用は何があるのか、過剰摂取の量とはどの程度なのか、CBDグミの危険性についてご紹介します。

CBDの副作用は？

CBDは現段階では、開発途中の新成分です。

効果効能についてはまだまだ発展途中といったところで、重篤な副作用がないことしか解明されていません。

副作用で現状わかっていることで、下痢や口渇、食欲の変化、強い眠気などがありますが、用量を守っている限り、深刻な重症例は報告されていません。

WHO（世界保健機関）が認めている成分のため、大きな副作用はないと安心していいでしょう。

CBDを過剰摂取した場合

CBDの大きな副作用はないと紹介しましたが、結論からいうと過剰摂取をしても死に至るケースはほとんどありません。

諸説の研究によると、LD50という動物に投与した場合、半数が死亡する試験用物質の量があり、CBDは体重が1kgの場合、212mgという試験結果が出ています。

例えば、成人の方で体重75だとすると、数値上では、短時間にCBDを約18,750mg（18.75g）摂取すると、命が危ない計算です。

これだけのCBDを1日で摂取するのは至難の技かもしれませんが、可能性はゼロではありません。

CBDの過剰摂取を避けるため、摂取量は把握するようにしてください。万が一、CBDを摂取しすぎた場合は、速やかに医師に相談しましょう。

CBDとTHC効果の違い

CBDは大麻由来の成分なので、ネット上では「CBDは危険」という情報を目にすることもあります。

ですが結論からいうと、同じ大麻由来の成分であるTHC（テトラヒドロカンナビノール）と誤解されている情報です。

THCとは、高揚効果や興奮効果、中毒性があり危険性の高い成分です。いわゆる「キマる」とは、THCの効果であり、THCは日本の大麻取締法で禁止されています。

ですが、海外製のCBDはTHC含有量3%まで合法となっています。

また粗悪品のCBDにはTHCが含まれていた事例もあり危険です。

THCをむやみに入手すれば、日本では刑罰に処されたり、体を壊したりする可能性があるため、十分に気をつける必要があります。

【最後に】CBDグミはタイミングや効果に合わせて摂取する

本記事では、CBDグミの効果効能について解説しました。

CBDグミは、リラックス効果や不安を抑える効果があるCBDを摂取しやすいように加工したエディブルです。

そして、CBDグミの効果的な摂取の仕方は、欲しいタイミングに合わせて摂取することです。

例えば、不眠症改善を求めているなら睡眠前。緊張感をほぐしたり、仕事前の不安を抑えたりしたければ仕事前など、タイミングを分けて摂取することをオススメします。

また、CBDグミは吸入摂取のものに比べ即効性が低いため、効かないからといって過剰摂取してしまうことも考えられますが、強い眠気や腹痛を起こす可能性もあるので注意してください。

CBDグミの効果を実感したいなら、あなたにあった含有量、最適なタイミングのグミの摂取をオススメします。

ぜひ本記事を参考に、あなたにあったCBD製品を使用し、ストレスフリーな快適生活を送ってください。